いろいろなかみ合わせ・あなたやご家族はどれ?~不正咬合について~

  • 歯にいい話

「自分や子どものかみ合わせ、歯並びは大丈夫なの?」

鏡を見て疑問に思ったことはございませんか?

今回はかみ合わせや歯並びの不正咬合についてご説明いたします!

叢生(そうせい)

歯と歯が重なりあっている歯並びのことをいいます。

隣の歯と段差があるため審美的に気にされるのはもちろんですが、セルフケアが難しくブラッシング不足による清掃不良のために虫歯や歯周病のリスクが高くなる可能性があります。

歯と顎の大きさのアンバランスが原因でおこります。

 

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上の前歯や上あごが前に出ている歯並びのことをいいます。

一般的には出っ歯や反っ歯とも呼ばれています。

上の前歯や上あごが前に出ているため口が閉じにくく口呼吸やそれによるドライマウスを引き起こします。

指しゃぶりや爪を噛む、舌で前歯を押す、唇を噛むなどの悪習癖や骨格的な原因で起こります。

 

 

下顎前突(かがくぜんとつ)・反対咬合(はんたいこうごう)

上と下のかみ合わせが反対のかみ合わせのことをいいます。

一般的には受け口と呼ばれています。

審美的にはもちろんですが、かみ合わせが悪いために咀嚼障害、嚥下障害、発音障害を引き起こします。

骨格の遺伝的な原因と下あごを前に出したり、舌を前に出したりする悪習癖が原因で起こります。

 

 

開咬(かいこう)

上下の前歯の間に隙間が生じて奥歯しかかみ合わせが当たっていない状態のかみ合わせのことを言います。

咀嚼障害や口呼吸、発音障害を引き起こしたり奥歯の負担が大きくなってしまいます。

骨格の遺伝的な原因や指しゃぶり、舌癖が原因で起こります。

 

 

交叉咬合(こうさこうごう)

部分的に上の歯と下の歯が反対のかみ合わせをのことをいいます。

顎の成長阻害や顎関節への負荷による顎関節症を引き起こします。

歯の大きさや顎の大きさによる遺伝的な原因や頬杖などが原因で起こります。

 

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の前歯が下の前歯が見えないくらい過剰に覆い被さっている状態のかみ合わせのことをいいます。

深いかみ合わせによる歯や顎への負担が大きく、顎関節症や被せ物や詰め物の破損リスクの増加、上顎前突(出っ歯)の促進を引き起こす可能性があります。

骨格的な原因(上あごが大きい・下顎が小さい)や歯の傾斜、舌で歯を押す癖などの悪習癖が原因で起こります。

 


不正咬合は、審美的にはもちろんですが顎や歯への負担や虫歯・歯周病のリスクも高くなってしまいます。

健康のために歯並び改善を検討してみてはいかがでしょうか?

 

不正咬合を含め、お口のお悩みをお気軽にご相談ください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

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